◆雨のヘルシンキ、ヴァンター空港にて◆(最後の映画がフィランド映画だったので、フィンランド写真を。 LeicaM9)
9/11日、社中の方達と一緒に和菓子の「いとおかし展」を見学に行ってきたのですが・・・・大切な予定があったので先に失礼させて頂きました。
その大切な予定とは・・・・ テアトル梅田さんで最後の映画を見ることでした。
テアトル梅田閉館の一報を聞いて以来、「どの映画を最後の映画に選ぶか・・・。」ずっと悩んでいました。で、選んだのが「魂のまなざし」。
色々ご縁の深いフィンランドの映画であること、画家の女性が主人公であること・・・が選んだ理由です。しかも、この映画の”最終日の最終上映回を見たい!”・・・・というコトにこだわったため、この日程で見にいくことに。
で、感想ですが。
「あのフィンランドにもこんな男女不平等の時代があったのか」と改めて驚きつつ、フィンランドの冴え冴えとした美しい風景と共にラウラ・ビルンさんの静かで力強い演技が印象的な映画でした。この映画を選んで正解でした。
また、アーティストの伝記映画や伝記小説でありがちなコトなのですが・・・そのアーティスト氏の制作活動そのものがあまり描かれず、日常生活や対人関係ばかりがメインに描写されていてガッカリすることが多いのですが。
この映画では、シャフルベックさんが作品を作っていく様子がちゃんと描かれていて、ちょっと感動しました。
以前、ヒューゴ・シンベリ目的で訪問した、ヘルシンキの「アテネウム美術館」。ここにシャルフベックさんの絵も収蔵されているそうですが(映画にもアテネウムが登場してました)。シンベリばかりに気を取られていた私の低容量な脳には記憶が残っていませんでしたIIII。
再訪時にはちゃんと見学してきます。